関西SDGsプラットフォーム大学分科会

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活動報告

10月28日、研究プロジェクト「ポストSDGsを見据えたSDGsの理念・制度・実践の考察と普及―『誰一人取り残さない』ための共創ネットワークの構築―」(通称Post SDGs Project、略称PSP)の活動開始について

10月28日に、関西SDGsプラットフォーム内に研究プロジェクトを設置いたしました。
研究プロジェクト名称は、「ポストSDGsを見据えたSDGsの理念・制度・実践の考察と普及―「誰一人取り残さない」ための共創ネットワークの構築―」(通称Post SDGs Project、略称PSP)の活動を開始しました。

以下に、プロジェクトの概要を示しています。

1.目的
SDGsが謳う「誰一人取り残さない」に注目し、その視点からSDGsの理念、成り立ち、実践状況を考察し、達成を促す方策を提示するとともに、SDGsの後(2031年)、どのような目標がどのような仕方で設定されるべきかを検討し、検討結果をアジェンダ等の形にして世界に発信する。また、取組を進める中で、SDGsの推進およびポストSDGsの構想を議論し普及させる「共創ネットワーク」を、ジェンダーや世代、地域や職業、文化や民族など、あらゆる違いを越えた多様なステークホルダーとともに構築する。
「ポストSDGsを見据えたSDGsの理念・制度・実践の考察と普及―「誰一人取り残さない」ための共創ネットワークの構築―」設立趣意書はこちら

2.期間
2021年10月4日~2026年3月31日

3.代表者・メンバー
 代表者:堂目卓生(大学分科会運営委員・大阪大学総長補佐)
 メンバー:山下範久(大学分科会運営委員・立命館大学常務理事) ほか

4.期間中の計画
2021年度:
2~3回のプロジェクト・ミーティングを開催し、SDGsの理念、設置の経緯、現状を検討し、問題点を整理する。
 第1回:2021年10月28日(オンライン)
  田和正裕氏による話題提供
   「ポストMDGs検討プロセスからSDGs + beyondの取り組みを考える」
 第2回:2021年12月頃
 第3回:2022年2月頃

・2022年度~2023年度:
SDGs推進にむけて実施すべきことを提案するとともに、ポストSDGsに向けて取り組むべき課題を整理する。市民会議を開催し、社会の多様な人びとの意見を聞き、ネットワークを作る。

・2024年度:
SDGsの推進およびポストSDGsに向けて必要な理念、取り組むべき課題、取組方法等をアジェンダの形にまとめ、市民会議等で議論する。

・2025年度:
大阪・関西万博等においてアジェンダを公表する。

5.期間後の計画
万博等で公表されたアジェンダ、期間中に構築されたネットワークをもとに、国連等の機関に働きかけ、2030年のSDGsの達成、2031年以後の目標設定に貢献する活動を加速させる。

6.事務体制
当面はプロジェクト・メンバー(または所属する機関)が事務作業を行う。

7.事務局
藤井翔太准教授

8.活動のための予算:
未定。当面はプロジェクト・メンバーが所属する機関の利用可能な予算を活用しつつ進める。